建築設計室クラフトワークスのblog

連休あれこれ

三連休も終わり。連休初日は住宅展示場で「はじめての住まいづくり」と題してセミナーをさせて頂きました。参加して頂いた皆様、ありがとうございました。終わった後も質問に来られたりと、真剣に聞いて頂けました。皆様の住まいづくりに少しでもお役に立てれば幸いです。
連休中日は息子と一緒に甥っ子たちがいる千葉まで行ってきました。正月は会えなかったのでようやくお年玉を渡すことができましたそれにしても男の子が3人もそろうと凄いですね。息子も上の2人を追うように楽しそうに遊んでました。そして行ったついでにテーブルの補修をしてきました。１０年くらい前に甘楽木工房さんで作ってもらったクルミ材のローテーブルです。子供たちの成長と共に傷やシミが増えていました。無垢のテーブルなんでペン跡、シミなど多少の汚れは落とすことができます。最後にオイルを塗って完成、綺麗になりました。無垢材なんで一生使えますね。
連休最終日は娘の初節句といことで雛人形の飾り付け。息子を近所の緑地で遊ばせたり。そんなこんなで連休終了。甥っ子たちとハードに遊んだせいで若干腰が痛いです。

完成引き渡し

進めてきました現場も無事完成し、お施主さんに引き渡しとなりました。築４０年の住宅の一部(約１１坪の和室)をアトリエ兼ギャラリーにリノベーションしました。既存のアルミサッシを撤去し、外部に面する部分には新たに木製建具を取り付けました。内部からも庭が眺められ雰囲気の良い空間に変わりました。
つきましてはお施主さんのご好意で内覧会を計画しています。詳細が決まりましたら、ブログ、ホームページ上でお知らせ致します。

解体、解体

解体が進むマンションリノベーション現場。ほぼ同じアングルで見ると間仕切り等が無くなってこのように。勿論そのままでも十分住めますが、オーナーさんは自分たちの生活スタイルに合った間取りを希望してリノベーションという選択をしました。水廻りを含め内部は全て解体し、生活スタイルに合わせた新たな間取りに作り直します。解体といえば解体専門の業者さんが一般的ですが、リノベーションの場合は出来る限り施工を担当する大工さんに解体をしてもらいます。現状を把握することで的確な判断が出来るからです。既存ありきなので、その場その場での判断が重要になってきます。
そしてここはマンションの７階。一番大変なのは廃材、資材の搬出搬入かもしれません。これに関しては体力勝負です（笑）

視線を意識して

計画から１年余り。

もうすぐ完成。

約１１坪の和室からアトリエ兼ギャラリーにリノベーション。

庭への視線を意識した間取りとなっています。

ここから眺める雪景色はなかなか見応えがあります。

築４０年という時間の流れを感じながら新たな空間へ。

細々と内覧会も予定しております。

詳細は決まり次第お知らせ致します。

処女作というもの

近所まで来たので和季のいえに寄り道。たまたまご主人さんがいたのでお邪魔してコーヒー頂いて。誰しも処女作というものがあるかと思います。私の処女作「和季のいえ」良し悪しあれどそれが処女作。当時の自分はまだこの住宅の設計しか仕事が無かったわけで。がむしゃらというか、気負っていたというか。頭の中はこの住宅のことだけ、どうにかカタチにしようと頑張っていました。結果、自分のやりたいことをやらせて頂いた建て主さんには大感謝です。だから私の設計の基準になる住宅です。勿論、簡単な設計なんて無くて、毎回精一杯設計させて頂いてます。限られた条件の中で、少しでも良くなれば。「初心忘るべからず」という謙虚な気持ちもとても大事ですが、私はこの和季のいえを見るたびに、当時の自分はここまでできたんだ、だからもっと頑張れと自分に発破をかけるそんな思いに駆られます。