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身近な環境問題
身近な環境問題_a0123191_2042145.jpg久しぶりの東京。
突風吹き荒れる中、スイーツ店を目指して。
3店舗もハシゴしてしまいました(^^) 満足、満足。

もちろん目的の講演もしっかり聴き勉強して来ました。
ここ数年、建築だけに限らず環境問題は大きな課題です。
もちろん建築が占める割合は多いです。
地球にとって建築することは負荷が大きいし、建築することで多くのCO2が排出されます。
何も建てないほうが地球にとっては良いはず。
ただ現実は建てない訳にもいかず、出来る限りCO2の排出を抑える努力をしています。

住宅でも同じことが言えます。
皆さんご存じの吉田兼好の「徒然草」にこう記してあります。
家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。
暑き比わろき住居は、堪え難き事なり



四季がある日本では昔から夏に対応した住宅を作ってきました。
夏の厳しい日差しをカットして室内環境をいかに向上させるか。
住まいづくりにおいて日射遮蔽はとても重要です。
皆さんの家はどうでしょうか?
南面に大きな窓があるにもかかわらず、日差しをカットできるような庇もない。
そんな住宅をよく見かけます。
夏の厳しい日差しが室内に入り込んでしまい、暑いからエアコン(冷房)でしのぐ。
これはごく一部の例ですが、多くの電力を使い環境面でも決して良いとは言えません。

身近な住宅を設計する上でも見た目のデザインだけではなく、このような環境面
もしっかり考えデザインすることが重要です。
これは決して特別なことではありません。

出来る限り設備に頼らない住まいが理想ですが、それには一人一人が
今まで以上に共通認識もつ必要があるだと思います。

日常的に「自然エネルギー」や「リサイクルエネルギー」などもよく聞く言葉
になってきました。

そのような環境面においても無理のない住まいづくりをして行きたいと思います。
by cw-archi | 2013-02-17 21:43 | 建 築
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