12月となり今年もあと数週間。
年末年始と慌しくなってきますね。
さて、先日ある友人から家づくりの相談を受けました。
30代で家族持ち、そろそろマイホームを考えているようです。
これから住宅取得を考えている方にとって「消費税増税」はきちんと
念頭に置いて進めていかなければいけません。
友人も自分自身がその状況になって始めて現実的に考えるように
なったということです。
どうしても避けられない話しですしね。
住宅は高額ですし、税率引き上げに伴う購入時の負担が大きく資金計画
にも影響を及ぼします。
また計画期間そのものにも大きく影響してきます。
「もう少し早く進めておけば良かった」とならないように確認しておく必要が
あるかと思います。
現状の税率5%が適用されるには、「
請負契約」を伴う住宅取得に関しては
2013年9月30日までに請負契約を締結した住宅、もしくは2014年3月31日までに
引渡しを受けた住宅という事になります。
これは注文住宅などの
請負契約が発生する場合です。
建売住宅の場合とでは適用条件が違いますので、留意する必要がありますね。
このような経過措置を知っている必要があります。
注文住宅の場合、建築設計事務所、工務店、ハウスメーカーによって計画期間が
大きく違います。
私達、建築設計事務所は他の2者と違い、十分な計画期間が必要となってきます。
何も無いゼロの状態から考えていくので、どうしても時間がかかります。
初顔合わせから設計期間、見積り期間、工事期間、完成引渡しと考えると概ね1年2~3ヶ月は
必要となります。
家づくりをお考えの皆様は、余裕をもって計画をスタートさせる必要がありますね。