つづきなんですが・・・。
軽井沢に来た目的はこの建物。
設計はもちろんあの方。
西洋画家 脇田和氏のアトリエ付き住居。
こちらも既に築40年。
普段は住居内部まで一般見学はできないのだが、今日に限って
見学できるという事だったので。
写真では何度も目にしていたが、実際その場に立ってみないと分からない。
建築とはというカタイ話しではなくて、人が生活する上で豊かな空間って
どんなんだろう?
収納や設備機器の充実、確かに使い勝手は良くなるかもしれない。
使い勝手が良いから豊かな空間とも限らない
豊かな空間とは“感じるもの”だと思う。
ソファーに座って庭を眺める、風・光・音を感じる。
当たり前の事を当たり前に感じる事ができる。
何だかとても贅沢に思える。
造り付けの赤いベンチがある溜り場。間取りとしては「く」の字になってるのだが、
そのちょうどコーナー部分。
とても居心地が良い。背後にある横長の窓も好きだ。
自分的には、ペンダントライトがもう少し小ぶりな物のほうが良いかな。
火の見える生活も贅沢ですね。
軽井沢なんで夕方になると少し肌寒くなりました。
ソファーに腰掛けマッタリしてたら、何だか眠くなってきました(^^;)
「はいっ、そろそろ見学終了の時間です」と係りの方の声。
貴重な経験ができました。
オシマイ。